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株式会社サイラン

当社の歩み

サイランの歴史

当社は1905年(明治38年)、静岡市二番町にて創業しました。
当時の静岡市では、新聞社で印刷の技術を修得した職人が印刷業に就き、各所で本格的に印刷業が始まったところでした。創業者の新庄銀次郎は朝鮮総督府造幣局の初代写真製版技術官を務めていましたが、静岡市に戻ったあと、手製の機械設備で写真製版の営業を始めました。やがて新聞社や印刷業者の製版業務を請け負うようになりました。
その後の当社の歩みは、印刷技術の発展とともにありました。
戦後、活版印刷からオフセット印刷への移行に伴ってオフセット製版部門を設立したことを皮切りに、特殊製版を含む各種製版に対応する体制を整え、製版専門業者として設備と技術を充実させてきました。
1990年代に入ると印刷を取り巻く環境はさらに変化します。この頃、社名を「全てを成し遂げる」という意味を持つ『株式会社 サイラン』へと変更し、社会の変化に応じて業務の拡充を進めてきました。
現在は、製版という印刷の一工程にとどまらず、幅広いサービスをお客様に提供しています。創業から110年を超え、当社の業態も、また社会そのものも大きく変化しましたが、「お客様が求めているものは何か」「お客様のお役に立てる方法は何か」を模索するという基本は変わりません。よりよいサービスの追求を怠ることなく、今後も歩んでまいります。

※写真の設備は現在所有しておりません。


目伸ばし作業

特殊製版課

大型懸垂カメラ

スキャナーSG-808

沿革